「巌の身」
皆さん、お元気ですか!
久々の更新です。
仲間と話をしているウチに、
ひとつの、ある極意について考えていました。
それは、「巌の身」という、宮本武蔵の五輪書に出てくるお話です。
宮本武蔵が細川家に仕えているときに殿から「巌の身」とは何かを訪ねられた。
すると武蔵は、日頃より仕込んでいる若侍を呼び言いました。
「殿のご命令じゃ、切腹しなされ。」
若侍は、「ははあ!」と言って、胸を開け、短刀を腹に突きつけました。
そうすると武蔵は、「しばらく!お赦しが出た、さがってよろしい」と言いました。
若侍は短刀をおさめてまた、「ははあ」と言ってさがって行きました。
「殿、これが巌の身と申すものでございます」と申した。
死ねといわれても、ゆるすといわれても「ははあ!」
生死という大問題に少しも心を動かさない、
大きな岩(巌)のように微動だにしない、
ここに武蔵の二天一流の極意がある。
日本の武(士)道文化は、生死の問題、勝負という対立をこえたところに、
心のよりどころを発見するものです。
「不動心、己に克って巌の身」と詠んでみました。
来年はこれでいきたいなぁ...
では、良いお年を!
輝合 真斗流兵法
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